マチアプの初回、スタバに行くくらいならボドゲカフェに行くという博打

マチアプの初回、スタバに行くくらいならボドゲカフェに行くという博打

スタバ? あぁ~昨日も行ったんですよね~


マッチングアプリで知り合った相手との初回デート。どこに行くか悩んだ結果、とりあえずスタバ! みたいな感じでカフェを選ぶ人は多いと思います。それどころか、最早それが慣例になり過ぎて思考停止でそうしている方々も多いと思います。

確かに昼間に会いやすいし、店舗も大量にある。お金もあまりかからず、もし相手と合わなかったとしても、1時間ほどでぬるりと切り上げることができます。まさにリスク回避の殿堂と言っても過言ではないくらいに優秀。

ただ、カフェデートには大きな問題があります。それは、会話しかやることがないことです。いや当たり前なんですけども。

会話が得意な人なら問題ないと言っても、それは両者がそうである場合の話であり、片方が主導するような会話で相当消耗した記憶はありませんか? 新作のフラペチーノの感想なんて1分で述べ終わるし…

メッセージでも盛り上がってないのに、実際に会うともっと盛り上がらない……そんな経験がある人もそれなりにいるのではないでしょうか。


タリーズもドトールも今週行った? ならば仕方ない


そこでオススメしたいのが、ボードゲームカフェに行くという博打です。


ボードゲーム好きの人はもちろんですが、割と広く初回デートに向いている要素を持っています。ボードゲームカフェでは「仲良くなるために会話をする」のではなく「一緒にゲームを遊んだ結果として会話が生まれます」。これが普通のカフェとの決定的な違いです。

例えばカフェで沈黙が訪れると、余程の強者でない限り、気まずいかもと感じる可能性があります。しかしボードゲームをしている最中なら、思考中の沈黙は普通に起こる現象です。なんだったらマジックメイズをプレイして沈黙そのものを目的にしてしまえます。そこで相手がめちゃくちゃコマで机を強打する通称「ドラマー」だったりするのをオマケで看破できます。

※マジックメイズ 会話禁止の協力ゲーム。喋れない代わりにコマでサインを送ることができるが、サインが何を意味するかは汲み取らなければ不明。


ゲームをしていると、自然と反応が生まれます。相手のプレイングに驚いたり、自分の予想が当たって喜んだり、思わぬ展開で盛り上がったり。その度に会話、正確に言えば「反応」が発生します。よって無理して話題を探す必要がなくなります。

よく「初回デートでは聞き上手が大事」とか再現性の低い攻略法が唱えられたりしていますが、実際には会話より同じ体験の共有の方が大事なのかもしれないと思います。

過去を振り返ってもらえれば、一緒に何かをやった結果として仲良くなった人も多くないでしょうか? ボードゲームもそれに近いところがあります(一緒に事業を成長させた!とかの長大な体験に比べてしまうとちょっとライト過ぎるところはありますが…)

しかし、カフェで話すよりも不思議と相手の性格が見えてきます。慎重な人なのか。思い切りの良い人なのか。負けても楽しめる人なのか。カードをずっとぺしぺししてる人なのか。フキハラ系なのか。ドラマーなのか。マチアプのプロフィールなんかには書かれていない、より多くの情報が手に入ります。

そしてもうひとつの、ボドゲカフェには大きなメリットが。それは「楽しい人」として認識されやすくなることです。

自分自身が急激に面白い人間になるという意味ではなく、ゲームそのものが楽しいので、一緒にいる時間全体が楽しい記憶として残りやすいんです。人は意外と単純で「楽しかった」という感情をその場にいた相手と結びつけます。ここまでが初回デートとして有用な理由です。


そんな神施設ならばもっと出来ているハズ…


しかしこれが博打であることを忘れてはいけません。何となく想像できる方も多いと思いますが、この方法には最大の弱点があります。

それは、単なる遊び友達としてカウントされる可能性がある。または初回から変わったトコ連れてかれて変わった人だなぁカウントされる可能性です。

ゲームは楽しかった。一緒に遊ぶのも楽しかった。でもコレゲームが楽しかっただけ。恋愛対象として見られるかは別。

終わった結果「また遊びましょう!」で終わってしまうことがあります。いや、こっちがまた遊びましょうで終わらせたい相手だった場合はめちゃくちゃ有効な手段なんですが…w

そしてゲームは反応=自分の素が出やすいです。相手どうこう以前に自分が気付いてないヤベぇ一面が出たら、その方が場所選びを凌駕してマイナスポイントになります。ゴルフは紳士のスポーツ、などと言われますが、殊にボドゲもゴルフ同様に審判がいません。それ故に同じくマナー、ひいてはルールの順守といったことが求められ、張り詰める程でないにしろ襟を正す必要はあることでしょう……

ゲーム好きなら分かると思いますが、盤面が不利でも逆転を狙うのは自然なことです。この現象も同じで、仮に前述のような状態になっても、ボドゲカフェが終わったあとに少し食事へ行くのか。次の約束をどう作るのか。相手に興味を持っていることをどう伝えるのか。

どのカードを切るのかがプレイヤーとしての腕の見せ所です。例え不利に見えても、ここまでである程度VPが溜まっている状態のはず、ならば勝利を目指さない手はない、違いますか!?

※VP=Victory Pointの略。しばしばあらゆるゲームに於ける得点の固有名詞として使用される。

そしてマチアプ上級者の方ともなれば、もう初回の内容が似すぎてて飽き飽きしていると思います。変化を付けるという意味では、かなり新鮮な初回になることだけは間違いないことでしょう。

ボドゲ好きに限らず、次の初回の内容に迷っているならスタバを選ぶ前に一度ボードゲームカフェを候補に入れてみてください。博打ではあるものの、新しい展開を望めることをお約束します。